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睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群

※睡眠外来は完全予約制となっております。初めて受診される方はお電話でご予約ください。
※大変申し訳ございませんが土曜日の睡眠外来初診は現在受付けておりません。
「重度の眠気」に対する法的対応が平成26年6月より設けられました。

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome;SAS)とは…

睡眠時無呼吸症候群(以下SAS)とは、寝ている間に気道が何らかの理由で塞がってしまい、呼吸が止まってしまう疾患です。日本における有病率は男性で約3.3%、女性で約0.6%と男性に多く見られます。
SASの患者さんは寝ているときに大きなイビキを伴っていることが多く、大きなイビキの消失と共に呼吸が停止し、この状態が数十秒続くと脳が呼吸を再開させるために覚醒し、呼吸が再開し脳が眠りにつくとまた呼吸が止まる、といったことを一晩中繰り返します。
その結果、睡眠を十分に取ったつもりでも実際には満足な睡眠が得られていないので、疲れが残ってしまったり、昼間に耐え難い眠気が現れます。

どんな人がSASになりやすい…?

SASの患者さんに多く見られる所見として、

  • 大きなイビキ
  • 肥満傾向にある
  • 下顎が小さい
  • 舌が大きい
  • 鼻の詰まりが強い
  • 軟口蓋が長い
    などが挙げられます。

ただし、これらに当てはまる所見のある人すべてがSASになるわけではありません。

どのような症状があるのか…

SASの患者さんには以下のような症状がみられます

  • 大きなイビキ
  • 昼間(会議中など)の強い眠気
  • よく眠った感じがしない
  • 朝起きると頭痛がする
  • 車を運転中に居眠りをする

検査について

簡易検査 <自宅で検査が可能です>

自宅でも取り扱い可能な検査機器を使って、普段と同じように寝ている間にできる検査です。
手の指や鼻の下にセンサーを付け、いびきや呼吸の状態から睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性を検査します。
自宅で受けられるため、仕事・日常生活などに影響を心配せずに検査を行えます。
検査によって費用も異なりますので、まずは当院へご相談ください。

治療について

  • 持続陽圧呼吸療法(CPAP療法)
    寝ている間に鼻マスクより空気を送り、気道の閉塞を防ぐ治療法です。
    睡眠時無呼吸症候群の最もスタンダードな治療法で有効性・安全性が高く、即効性があります。
    副作用が少ないのも特徴です。
  • マウスピース
    マウスピースは、イビキや無呼吸の程度が比較的軽少~中等症の方に適しています。
    マウスピースを寝ている間装着することで、下顎が前に移動し気道を拡げ、イビキや無呼吸を軽減させます。
    ※歯科医院で作成して頂きます。
    マウスピースを希望される方は、専門の歯科医師をご紹介いたします。
  • 外科的手術
    イビキや無呼吸の原因が、肥大した扁桃や長い軟口蓋の場合、それらを切除し気道が塞がらないようにする手術です