これって、新型コロナウイルス感染症の後遺症かな?

当院では、新型コロナ感染症の後遺症でお困りの方、新型コロナ感染後から持続する様々な症状でお悩みの方の診察を行っております。
現在、大学病院や総合病院などでも新型コロナ後遺症外来が新設され始めました。

重症の方、診断書など必要の方はそちらの医療機関で診療をしていただき、当院では軽症、通院処置が必要な方などを対象に、当院にできるケアをおこなっています。
お気軽に受診してください。

新型コロナ感染後の症状とは?

新型コロナウイルス感染後、一般の感冒症状(鼻汁、鼻閉、嗅覚障害、味覚障害、耳閉感、発熱、咽頭痛、咳など)や関節痛、高熱、高熱によるめまい、全身の倦怠感、激しい咳、呼吸障害などの症状が、急性期(発症時から1~2週間)におこります。

急性期を過ぎると、通常、ほとんどの方は、1ヶ月くらいで各症状は改善に向かいます。
急性期を過ぎても嗅覚障害、味覚障害が残存している方が、「新型コロナ後遺症」と、今のところ位置づけております。(まだはっきりした期間の定義は確立されておりません。)

通常の感冒やインフルエンザ感染症に比べ、新型コロナ感染症後に嗅覚障害になってしまう比率が高いようです。
新型コロナ感染症の急性期を過ぎても、咳、呼吸苦、微熱、だるさ、倦怠感、めまい、不眠、嗅覚障害、味覚障害、爪の変形、脱毛、動機、下痢など症状が、1ヶ月以上持続する方を新型コロナ感染症後遺症ではないかと考えており、第6,7波以降は咳、痰、呼吸苦の症状が多くなっています。

当院では、嗅覚、味覚障害の方には、内服薬、点鼻薬、嗅覚刺激療法、生活指導などを患者さんの障害のタイプに応じて治療を行っております。
長引く痰、咳で悩まれている方には、上咽頭炎、副鼻腔炎、扁桃炎、声帯炎、気管支炎、アレルギー性気管支炎など原因を突き止め、通院処置などを行います。
自律神経障害、慢性疲労などの症状の方には、生活指導、上咽頭処置(Bスポット治療)、など患者さんの状態に合わせて治療を行います。
「これって、新型コロナウイルス感染症の後遺症かな?」と思う方は、お気軽に受診してください。