おたふくかぜの検査
査方法は?
おたふくかぜの原因である「ムンプスウィルス」の抗体価を血液検査で調べます。IgMとIgGという2種類のムンプスウィルスの抗体価を調べることで、以前「おたふくかぜ」にかかったことがあるか、現在かかっているかどうかを判断できます。
検査結果の見方は?
- IgM(-) IgG(+):
以前に「おたふくかぜ」になったことがある、または予防接種で免疫力がついている場合 - IgM(+) IgG(-):
現在、「おたふくかぜ」にかかっている場合 - IgM(-) IgG(-):
過去、現在において「おたふくかぜ」にかかったことがない場合
Q&A
- 予防接種をしても、「おたふくかぜ」にかかることはありますか?
- 予防接種をしても免疫がつかない場合や、免疫がついても消えてしまうこともあるので、「おたふくかぜ」にかかることはあり得ます。
- 「おたふくかぜ」に2回かかることはありますか?
- ありません。もし、2回以上耳の下が腫れたことがある場合は、「おたふくかぜ」以外の病気(反復性耳下腺炎など)を起こしていたことが考えられます。
- 反復性耳下腺炎とはどんな病気ですか?
- 原因はよくわかっていませんが、主にお子さんがかかる病気で、何度も耳の下が腫れ、患部が左右交互になることもあります。「おたふくかぜ」とは違い、3日前後で治ることが多いのが特徴です。