急性扁桃炎
扁桃腺とは?
「のどちんこ」の横に左右一対になっているのが扁桃腺。大きさは人によってさまざまですが、一般的には大人になるにしたがって小さくなっていきます。
「急性扁桃炎」の症状
通常、のどの痛みから始まり、悪化すると食べられない、唾液が飲み込めないなどのつらい症状が起こります。また、高熱が出たり、関節痛や頭痛が起こることも。耳の痛みを感じる方もいます。首のリンパ腺が腫れることもあります。扁桃腺が赤く大きく腫れ、白い膿が斑点状についたり、膿が扁桃腺を覆って扁桃腺全体が白くなってしまうこともあります。
原因
いわゆる「のどのかぜ」が原因です。かぜを引き起こすウイルスや細菌が扁桃腺に感染し、炎症を起こします。
当院での治療
炎症の程度が軽ければ、抗菌剤の内服のみで治りますが、炎症が強く痛みがひどい場合は脱水防止もかねて抗菌剤の点滴を行う必要があります。