乗り物酔いについて
乗り物酔いはなぜ起きる?
乗り物酔いは『動揺病』という、平衡障害やバランス感覚の異常で神経から脳へ届けられる情報が混乱することで症状が引き起こされます。
子どもが特に乗り物酔いにかかりやすいのは、脳の発達段階によるものと言われています。
0歳から3歳までは、小脳全体が未発達なため乗り物酔いにはかかりません。小脳が発達し始める4歳前後になると外部からの刺激に敏感になり、乗り物酔いにかかりやすくなります。20歳頃までは小脳が未熟な状態です。
乗り物酔いの症状は?
- 顔面蒼白
- 悪心、嘔吐
- 冷や汗
- 胃の運動低下
- 唾液の量の増加
- あくびの増加
- 脈拍数の増加あるいは低下
- 血圧の増加あるいは低下
乗り物酔いになってしまったら?
- シートを倒したり横になる
- 窓を開けて冷たい風にあたる
- ベルトなどをはずして衣服をゆるめる
- ストレッチをするなどして緊張をほぐす
- 頭を冷やす
- 頭を動かさないようにする
- 周囲を暗くして眠る